チケット代を返してほしいと思った映画 その1 [洋画]

もう、公開されて20年以上になる「E.T.」
私は高校2年だったと思うんですが、未だになんであんなにヒットしたのか解りません。

ストーリーが良かったから?
ETを含めた役者が良かったから?
絵だ良かったから?

私はそうじゃないと思います。
「スピルバーグの作品だから、世界中が踊らされたから」だと思っています。

ストーリーは、何十年も前から作られてきたパターンの焼き直し。
1.宇宙人がやってくる
2.地球人(多くの場合子供)と出会う
3.そして仲良くなりコミュニケーション出来るようになる
4.その宇宙人を排除する力(多くの場合大人)が現れる
5.その結果、宇宙人が命を落とす
6.悲しむ子供たちの前で宇宙人が生き返る
7.宇宙人は無事故郷に帰っていく
大雑把に書くとこんな感じですが、こんなストーリーは掃いて捨てるほどあります。
「今更感動する物でもないでしょう」

要するに「スピルバーグというブランドが作って、大々的に宣伝したら、
在り来たりのストーリーでも世界的大ヒット映画が作れるんだ」って事じゃないかと思います。

たとえば大学の映画研究会がこういう感じの自主制作映画を撮って学園祭等で上映して
評価されるでしょうか?
私としては甚だ疑問です。
「つまらない」「〇〇のパクリじゃん」なんて評価で終わると思います。
でも“撮った人と宣伝の仕方、勿論製作技術も含めた「作品映画の力」”が
評価をコントロール出来るんじゃないか、って疑問を観終わった瞬間、
今は無き渋谷文化会館の確か「渋谷パンテオン」という映画館の座席で感じました。
因みに隣で一緒に見ていた当時の友人は「俺、(観たの)3回目だけど何回見てもイイよな」っていいながら涙を拭いていましたが、
「なんでこんな映画に3回分のチケット代払うんだろう?その分他の作品観れば良いのに」と冷ややかに聞いていました。

私が「チケット代を返してほしい」と思った数少ない映画の第一位作品が「E.T.」です
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