13人の刺客 [邦画]

13人の刺客を観ました。

主役の役所広司さん良かったですね、それよりもっと良かったのが松方弘樹さんの存在感。
密談している時、「もしかしたら裏切るんじゃないか?」って勘繰ってしまうほど、
渋い役でした。

その他の刺客、山田孝之、沢村一樹、伊原剛志、古田新太、波岡一喜、高岡蒼甫、
六角精児、近藤公園、石垣佑磨、窪田正孝、伊勢谷友介、
それぞれがいい味を出しているんです。

中でも古田新太さんってもっと「キワモノ役者」かと思ってましたが、押さえたいい芝居で存在感抜群だったと思います。

六角精児と言えば、「相棒」の鑑識官役で有名ですが、着物姿もいいですね。

それ以上のインパクトが暴君大名役の稲垣吾郎ですね。
全編で「いっちゃっている」と言うか、「切れちゃっている」演技で
「この人本性はこうなんじゃないか?」と思っちゃうほど憎たらしく残忍な大名を素晴しくいい感じで演じていました。

ストーリーの展開もテンポ良く、2時間21分と言う時間を感じさせないものでした。

ラスト50分の死闘(この作品のキャッチフレーズですが)は凄かったですね。
実は「スーパーレイトショウ(深夜上映)」で観たのですが、深夜2時過ぎのこのシーンはちょっと重かったですね。とは言っても午前中に観るのもちょっと・・・かな。
中でも「刀の墓場」と言うシーンがあるのですが、「男たちの挽歌」「タクシードライバー」のワンシーンを思い出させるようないいシーンでした。

この作品自体がリメイク作品ですが、スケールアップされていて前作は56人対13人で今回は300人対13人。
「勝ち目無いじゃん」って思える無謀さですが、そのスケールの大きさが“凄い”インパクトでした。

もう一回くらい見てもいいかな、と思える久し振りの作品でした。

満 足 度  ★★★★☆ (料金に対する面白さ)
もう1度  ★★★★☆ (リピートしたい度)  
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